U8

【決勝戦】
日時:2022年6月5日(日)
場所:千葉市立幸町第1中学校
試合時間:14分(7分-1分-7分)
天候:曇り
GINGA FC 3(2-0、1-1)1 バディーSC千葉1
【戦評】
 今年度最初の美浜区の公式戦の決勝戦が行われました。前日の予選リーグで対戦したチーム同士が決勝戦で再び対決にすることになりました。予選リーグではGINGAが2-1と辛勝していたが、決勝戦はどうなるのか。
 バディーのキックオフで試合開始。立ち上がりから両チームが激しくボールにチャレンジし互角の戦い。両チームとも気合が入りすぎて手を使ったプレーが少し目立つ前半の攻防。まずはバディーがコーナーキックのチャンスをつかむが決め切れない。GINGAもグランド中央から遠めのシュートを放つもこちらも枠を捉えられず。そんな中、前半5分、GINGAの佐藤君のロングフィードがバディーのゴールに向かい、キーパーがキャッチするかと思われたが、キーパーが一瞬目を離してしまいそのままゴールイン。GINGAがラッキーな形で先制点を挙げました。この先制点で勢い乗ったGINGAさらに攻め込み、前半6分にはバディ―のオウンゴールを誘いもう1点加え2-0として前半終了。
 後半は2点ビハインドのバディーが最初から押し込む展開。GINGAも時折カウンターから攻め上がるもゴールが遠い。なかなか点の入らない両チームでしたが、後半5分、バディーの栗栖君のシュートがGINGAキーパーのミスを誘い1点を返し2-1とする。さらに同点に追いつきたいバディーが前掛りなっり攻め込む。しかし、前掛りになったところを再びGINGAがカウンターから先取点を挙げた佐藤君がゴールを決め、バディーを突き放す。残り時間が少なくなりバディーも反撃を試みるも得点を奪えず、そのまま試合終了。バディーは予選のリベンジを果たせず、GINGAが終始試合をリードし3-1で勝利。GINGAの優勝となりました。
(両チームとも負けたくない気持ちが強すぎて手を使ったプレーが目立つ試合となり、観客からも判定に対しての不服の声がかなりあったので、選手も観客も気を付けなければなりません。)

(戦評:ポカルス 伊藤)



U10

大会名:第29回美浜区4年生大会

日時:202279日(土)

天気:晴

会場:千葉市立幕張西小学校

試合時間:20分ハーフ

決勝 バディーSC千葉 52-03-0FCアローズ Vento 0

【戦評】

決勝リーグAブロックを無失点で勝ち上がってきたバディーSC千葉と強豪ひしめくBブロックを高い攻撃力で突破してきたFCアローズ Ventoが共に初優勝をかけて激突。

前半アローズボールで試合開始。アローズは右サイドから7番須田健心君を中心にパスを回し、ビルドアップを図る。しかし先制点を奪ったのはバディーSC。前半2分、右サイドでパスを受けた10番吉野蔵之介君が個人技で抜け出し、対角線へシュート。逆サイドのネットを揺らし、早々に10とする。早くもビハインドとなったアローズだが時間は十分にあり、まずは同点に追いつきたい。今度は左サイド3番植月宏我君が後列からゲームを組み立てて積極的にバディー陣内に攻め込む。しかし、バディーの固い守りをなかなか崩せず、逆に中盤でボールを奪われ、ショートカウンターで返される展開。前半8分、バディーのコーナーキックのチャンスはアローズがクリア。しかし、その後もボールポゼッションで徐々にバディーが上回り、何度もアローズゴールに迫る。アローズも引き続き左サイドを中心に攻め込むが、バディー2番阿部隼也君を中心に鉄壁の守りでアローズのチャンスをつぶしていく。バディーが優勢に試合を進める中、アディショナルタイムに突入する前半20分、バディー6番天春朝陽君がシュートしたこぼれ球を23番織田琉君が押し込み20。リードを広げる。アローズはアディショナルタイムに間接FKからシュートまで持ち込むがGKがキャッチ。前半終了。

後半もバディーがワイドな展開からチャンスを作る。後半開始早々、10番吉野君がゴール正面から放った強烈なミドルシュートはアローズGK長谷川大和君が懸命に弾く。その後のコーナーキックでも押し込まれるが何とかボールをかき出し、追加点を許さない。アローズはメンバーチェンジをかけながら局面の打開を図るが、その後もバディーがボールを支配。アローズは要所でボールを奪うもののパスがつながらずなかなかチャンスを作れない。そして後半8分、バディー3番阿立紘太君がドリブルで切り込み、10番吉野君へつなぐ。吉野君は素早い判断でスペースにボールを流し、走り込んだ8番小川優翔君が狙いすましたシュート。ゴールへ突き刺さり、30とする。更に後半10分には中央でボールを受けた吉野君が左足を一閃。4点目を決め、スコアは40。バディーはその後も10番吉野君を中心に高い技術でボールを保持し、ゲームを有利に展開。アローズも懸命にボールを奪おうとするが、ファウルを取られる場面が増えてくる。そして後半20分、13番桐原昊己君からのスルーパスを10番吉野君が冷静に沈め、5-0試合を決定付けた。そのまま試合終了のホイッスル。終始ゲームを支配したバディーSCが圧巻の力を見せつけ、優勝を果たした。

 

戦評担当:FC幕西倉本